伊賀の影丸に熱くなった後にカムイを読み、劇画に圧倒されて権力悪に抵抗する劇薬の劇だと思いました、学生運動の時代です。カムイもくのいちも皆エキゾチックで美しく妖しい匂いを発散しています。影丸もそうでしたが当時の漫画劇画は現実社会と密着して、おそ松くんの笑いでさえ矛盾する社会がのぞいています、思えば殺気たつ世相でした。高倉健さんらとともに閉塞感をきりぬける先導者となった白戸三平さんを偲びます