朝刊のお悔やみ欄は高僧と文楽の大夫でした。長い苛酷な修行を続けて衆目の前で功なしとげ、悟りの内に亡くなった…のならいいんですがね。今、親しい友人が喧嘩中で半世紀のつきあいを解消しようとしています。悪口を言った言わない、子どもに返りました。今日仲裁の電話をかけます、これはメールではダメ。死後修羅道に落ちるぞと言ってみましょうか、確執に触れると火に油ですから、その前に我が身も考えてみなければ