石原さん、青春の煩悶を青春の奔放に変えた人です、明治からずっと続いた生きることをうじうじと悩む小説を解放してくれた、ただその奔放が老年まで続いて困惑しましたが、ヨットハーバーで見かけると若々しくも得手勝手そうな不機嫌な老人でしたがね。裕次郎がライバルでもオーラで負けます、役者は動かぬ存在感を発散しますが政治家は風見鳥だから右顧左眄の振動が伝わってくる、舞台が違うということです。しかしスマートな都会人でした