青春18切符、2冊使うこともあります。行先はどこへ、久留里、小海、遠野、三春、只見、久慈など郷愁の町です。山を走り抜けて駅に降りても人影はない、旅人と我が名呼ばれんと芭蕉の心になります。ワンマンの運転手にたった一人の乗客が挨拶する、ありがとう、お帰りもどうぞ。赤字の締め付けが強くなりました、廃線になれば草に埋もれます。旅人はともかく生活者は当てにしているのです。存続のためなら青春18切符の値上げも受け入れますよ