引っ越して以来、40年親交のあった隣家の老人の遺体を拝んできました。もう一つ、通りを隔てた路地の奥の老人の家に解体業者が入りました、老人は施設にいます。親しく話をした人は減る一方です。先日、死者より生者が大事と知人に諭したばかり、それが順番だからと納得するほかありません。私も老耄まであと10年、童謡故郷が妙に腑に落ちます、志は果たしていませんが追憶の中ではそこそこの生涯。幸せというのは主観的なものですから