ごぜは放浪の乞食芸人ではない。数人の瞽女が手引きの女に先導されて決まった日に決まった集落を訪れる、冬ごもりで鬱屈した村人は宿に集まり説教節やくどき・俗曲を聞いて笑ったり泣いたり。御師や山伏や大神楽のように家を廻り、厄祓いや豊作・蚕の呪いをして、もし盲目の子を委ねられば引き取り、また来冬と去っていく。女だけの集団にはイジメもあったでしょう、弾き語りは荒っぽい。他の芸能と同じくTVが瞽女を排しました