明治に断髪令が強制されたが普及しない、反抗や固執ではなく西洋ハサミがなかったため、剃刀と和バサミでは髪は刈れない。輸入品は少ないし高価だから髪結いには手が届かない。維新の威信にかけて対策を考え刀鍛冶の活用、廃刀令で貧窮していました。すぐに本場が驚く切れ味の品を作った種子島以来です。斬るから刈るへと兵器産業は平和産業へ変身。鏡の前でそんなことを考える間抜け面を無表情で作業するマスターの職人魂です