季節外れの雪という歌の文句のような日でした。自然と外出は自粛、テレビもゲーム機もない頃の雪国の子どもたちはどんな毎日を過ごしていたのでしょうか。少なくとも雪をながめてためいきをつくだけではなかったはずです。暗い家の中で囲炉裏だけがほの明るく火の粉がはぜている、春を待つ子どもたち、映像はロマンチックですが暮らしてみればやりきれない思いがあったはずです。