チベットの「死者の書」は日本のとは違い、死後の49日までの毎日の歩みが記されています。故人は必ず転生する、だから供養はそれで終わり、回忌をしなければならないのはよほど悪いことをした人だけ。あのドクロで飾られた恐ろしい仮面や牛頭馬頭の仮面をかぶって踊るのは法会の余興、多くの子どもが僧院を体験して仏教をお香の香りとともに身にしみこませています。ああ、きっとチベットもいい季節を迎えているだろう、けれど今はステイホームなんですよね。第一、ビザも飛行機も取れない。